デン・リッレ・ハヴフルーエ 〜祈る人

 神代凌牙は九十九遊馬のことが好きだった。凌牙は男であるし、遊馬も男だ。だが凌牙が遊馬に抱いた感情は、友情ではなく愛情だった。

 クラスメイトの女子に囲まれて、彼女達からのアピールを一身に受ける遊馬を遠くから眺める凌牙はいつもどうしようもない絶望に襲われる。自分はあんな風には遊馬に接することは出来ない。男だからという理由で、遊馬に気持ち悪く思われてしまうに違いない。そうして凌牙は枕を涙で濡らす。遊馬は絶対に自分だけを愛してくれることはないのだと思い知り、そして同じ性を持つ相手にこんなにも胸を締め付けられるほどの想いを抱いてしまった自分の愚かさを思い知って。

 いっそ自分が女だったならば。

 そうだったならば、何か変わっただろうか。遊馬の傍に何の抵抗もなくいられて、彼の腕をとって引き寄せて、何の罪悪感もなくキスを求めることが許されるのではないだろうか。

 なんの膨らみもない固い胸を撫でる。生まれ持った性は変えることは出来ない。

 凌牙の常識の範囲では、その筈だった。

《決めたんだろう?》

 頭の中に直接囁かれるような声に凌牙はびくりと身体を震わせた。

「……お前は」

 意識が深層心理の世界へダイブする。目の前にいたのは、赤い身体をもった巨大なモンスターだ。金色の目が闇の中でぎらついている。その胸に刻まれた32の文字がぼうと光る。共鳴するように、凌牙の右手の甲にも同じ文字が現れた。

 No.32海咬龍シャーク・ドレイク。

 凌牙の心に棲みついたナンバーズだ。

《どんな手段を使ってでも、九十九遊馬を手に入れると》

「……だが、やっぱり俺には」

 できない。無理だ。と凌牙は蒼い瞳に涙を浮かべながら泣き言を晒す。陥落した凌牙は今やシャーク・ドレイクを己の闇として受け入れ、かつて強靭な意志を以って制御した頃はどこへやら、すっかり素直に本音を吐露するまでになっていた。

 どんな手段を使ってでも、九十九遊馬を自分のものにする。

 それが凌牙の心の闇であり、シャーク・ドレイクの増幅した、いわばナンバーズの餌となる感情だ。だが、その欲求を阻んだのが、先ほどの凌牙の絶望だったというわけである。

「俺が男で、あいつも男である限り、どうしようもないんだ」

 ぽろぽろと涙を零し、凌牙は嘆く。シャーク・ドレイクは唸ると、つ、と長い爪先を凌牙の胸につきたてた。

《ヒトは面倒な生き物だな》

「お前なんかに分かってたまるか」

 平坦な、筋肉質な胸を撫でられ、凌牙はシャーク・ドレイクを睨む。

《折角身体を変えてやろうというのにか》

「なっ……」

 くつくつと笑うようにシャーク・ドレイクが発した言葉に、凌牙は目を見開いた。

《女の身体になりたいんだろう?》

 それは甘い囁き。遊馬と凌牙の間にある分厚く高い壁を突き破ることのできる。ごくりと凌牙は息を呑んだ。凌牙の心はもう遊馬を手に入れることだけでいっぱいなのだ。そのためならどんなことだってする。慣れ親しんだ身体を捨てても、未練などこれっぽっちもない。……そのことを、シャーク・ドレイクは十分に知っていた。

「本当に、出来るのか」

《お前の身体も心ももう十分すぎるほどこっち側に馴染んだ。凌牙。あとはお前がそうなりたいと望むだけだ》

 どこからともなく紫色をした闇が凌牙の身体に絡み付いていく。ぞくぞくと背筋に震えを奔らせるそれは、決して良い性質のものではないと凌牙には分かった。腕に、脚に、そして首に巻きついたそれは凌牙を逃がすまいと縛る鎖のようだ。だがそれから逃れる気は凌牙にはなかった。

「遊馬に……遊馬が俺を見てくれるようになるなら、俺はなんだってする」

 身体が宙に浮く。元から地面も何もないような空間だったが、胸に当てられたシャーク・ドレイクの爪先からも勢いよく闇が溢れ、凌牙を包み込んでいく。

《いいだろう》

 シャーク・ドレイクが笑う。着ていたはずの服が弾けとび、代わりに肌に触手のように闇がまとわりつく。

「あ、ああ……」

 身体じゅうが締め付けられる。ずん、と重く、禍々しい闇が身体の内側にまで侵入してくる。注がれ塗り籠められる何か。身体じゅうがじんと熱を帯び、まるで性交しているかのような感覚に陥る。凌牙の味わっているそれは既に女のものだ。普通の人間の精神であれば気が狂ってしまいそうな奔流の中で、凌牙はずっと愛しい男の笑顔を思い浮かべていた。

「遊馬、遊馬、遊馬」

 声の零れる唇の間にも、ずるりと闇は入り込んでいく。

 あの笑顔が俺だけのものに。俺だけを見つめてくれる、俺の名前だけを呼んでくれる。男と女のキスやセックスをして、ねぇ、そうだ、お前の子どもさえ、俺は孕めるようになるんだ。

 きゅっと瞼が閉じられる。涙がつうと流れ落ちた場所も、闇が撫で、包み込んでいく。うっとりと頬を染め、凌牙は幸せそうに笑っていた。狂ったように笑っていた。おびただしく醜い闇に包まれながらそんな顔が出来るのだから、凌牙はもうこのとき既に引き帰しようのない場所まで来ていたのかもしれない。

 花の蕾のように、凌牙の身体はすっかりと闇に包まれる。闇の花の内側で、凌牙は生まれ変わるのだ。蠢く蕾に、シャーク・ドレイクは目を細める。この空間の闇は凌牙の心の闇そのものであると同時に、シャーク・ドレイクそのものでもあるのだ。

 

 

 カーテンの隙間から差し込む月明かりに凌牙は目を覚ました。凌牙の部屋の、凌牙のベッドの上だ。いつもと変わらないはずなのに、どこか違和感を覚え凌牙はゆっくりと身体を起こす。そうして、自分の身体を見下ろして、目を瞬かせた。違っていたのは部屋でもなくベッドでもなく自分自身だった。

 黒と青のふんわりとしたワンピースを凌牙は着ていた。間違いなく女物で、男である凌牙には到底似合わなさそうなものだった。なのに、絞られたウェストも、ふくらみをもった胸元も、窮屈どころか身体にぴったりだった。月明かりに浮かび上がる、スカートからのぞく脚がいつもより細く、丸みを帯びていることにも気付く。身体を触る。あちこちが柔らかい。胸がある。凌牙は立ち上がり、部屋の隅に立てかけてあった鏡を見た。

 そこにはひとりの少女の姿がうつされていた。

 たちまち凌牙の顔は喜色めいて綻ぶ。甘く柔らかな吐息が漏れる。自分は女になったのだ。信じがたいその事実に、凌牙はすっかり舞い上がっていた。

 こうしてはいられない。早速遊馬に会いに行かなければ。遊馬に会って、遊馬に愛を告白して、遊馬に触れて、それから。

 今が何時なのか、枕を涙で濡らしたあの日からどれほどの時間が経っているかなんて凌牙には関心がなかった。

 ただ遊馬のことだけを想い、凌牙はスカートを揺らし、飛び出した。

 

 

 女になった凌牙に、遊馬はまず驚きの表情を浮かべた。はじめは誰だか分からないといったように首を傾げていて、凌牙が自らの名を告げると、驚愕は憐れみのそれに変わった。凌牙はそんな遊馬の表情に酷くショックを受けた。

「どうしてそんな身体になっちまったんだよ」

「そんなって、何言ってんだよ。お前のために、俺は」

「シャーク、どうしたんだよ。何があったんだよ」

 凌牙のこころを無視して、遊馬はまるで凌牙が己の意志に反して女性の身体になったかのように言う。そうして、元に戻してやるから、なんて言ってくるのだ。

「……冗談じゃない」

「シャーク……?」

 低く凄みをきかせた声はしかし女の声帯ではかつての名残すら感じさせない。

「お前のために俺は女になったのに!」

 血を吐くような叫びと共に、紫色の闇が身体から溢れ、凌牙を覆う。それを見てますます遊馬は凌牙が正気ではないと勘違いをする。

「ナンバーズに操られて!」

「操られてなんかいない! 俺は俺だ! 俺の意志で、俺はこの身体になったんだ!」

「シャーク!」

 遊馬がDゲイザーとDパッドを展開しようとするのを凌牙は平手でそれらを落とし阻む。掴んだ遊馬の手首を、凌牙自身の胸に当てる。

「お前のために」

「……やめろよ」

 遊馬が小さく呟く。表情が陰になって見えなかったのをいいことに、凌牙はきこえなかったフリをして、更に下へと滑らせる。

「お前の子どもだって、産めるんだ」

 まるで腹の中にいる胎児を撫でさせるように。

「やめろよ!!」

 強い力で手を振り払われる。怯えたような叫び声を上げて、遊馬は凌牙を睨んだ。その顔はまるで凌牙を凌牙であると認識していない。一人の敵だと、ナンバーズという未知の意志の顕現なのだと、遊馬はそう、今の凌牙のことを見ている。

 その眼差しの鋭さに、凌牙はあとずさった。ヒールのついた靴を履きなれていないせいで転びそうになる。なんとかバランスを保ち、転ぶことは避けられた。

 どうして。どうして。この身体になれば、遊馬は俺を見てくれると思っていたのに。ふたりの間に妨げるものは何もなく、より近くで心も身体も通わせることができると思っていたのに。

「どうして」

「デュエルしろ、シャーク。お前を元に戻して」

「どうしてなんだよ、遊馬!」

 どうして遊馬は、俺を化け物でも見るような目で見るのだろう。

 気付けば踵を返し、逃げ出していた。

「待てよっ!」

 遊馬が引きとめようと声を張り上げるが、振り払うように、一目散に走る。行くあてなんかどこにもなかった。ただ遊馬に否定されたのが辛くて辛くて仕方が無かった。

 

 

 息を切らして、もう走れなくなって、凌牙は路地裏でビルの壁に手をついていた。肩で大きく息をする。ぜえぜえ、はぁはぁ。乾いた息の音が響く。

「……っは、は……ゆ……ま、遊馬……なんで、どうして……」

 じんわりと目元が熱を持つ。零れそうになる涙を凌牙は懸命にこらえようとした。ざっ、と靴がコンクリートの地面に摺れる音。同時に凌牙を黒い影が覆う。顔を上げれば、いかにもごろつきじみた屈強な男が目の前に立っていた。

「こんな場所でどうしたんだ? お嬢ちゃん」

 ぬっと伸びてきた手に本能的な恐怖を抱き、凌牙は身を捩って避けようとする。

「おっと」

 だが慣れない、そして非力な女の身体でそれは叶わなかった。簡単に男に掴み上げられると、路地の更に奥へと連れ込まれる。男の目は性欲に滾りぎらついていた。

 怖い。こんなに恐ろしいと感じたのは、生まれてはじめてだったかもしれない。

「そんな格好で遅くまで出歩いて、イケナイ娘にはおしおきが必要だよなぁ?」

 壁に細い身体を押し付けられ、身動きをいとも簡単に封じられる。のばされる手にスカートの布きれはあまりにも無防備だった。未だ誰も触ったことのない、遊馬のためにつくられたはずの秘所へ触れる汚らしい指先。

「イヤだっ、やめろっ、やめっ、んぐっ!」

 ハンカチを口の中に突っ込まれる。くぐもった声は夜の静寂にすら掻き消されて誰にも届かない。割れ目は指で撫でられると簡単に入り口を開き、飲み込んでいく。そこには快感なんてない。ただひたすらに痛いだけだ。

「んうっ………ん、んぁぁぁぁぁ……!」

 がくがくと震える脚を無理矢理支えられ、胸を乱暴に掴まれ、揉みしだかれ、凌牙はなす術もなく呻くしかできない。

 助けて、遊馬。

 いつも己を助けてくれた彼の名前を心の中で懸命に叫ぶ。きつくとじた瞼の裏に描かれた彼は、先ほどの、化け物を見るようなまなざしで凌牙を見ていた。

 男の荒い息遣いとなまぐさい精のにおいにこみ上げる吐き気が止まらない。雄の象徴は容赦なく凌牙の受容器に侵入し、めりめりと内側を裂いていく。本来ここは誰のために存在し、誰のためにつくられたのか。それを思い描きながら凌牙が絶望に沈んでいることを行きずりの男は知る由もない。ただ性欲に忠実に、凌牙の内側に精子をぶちまけるだけだ。

『お前の子どもだって、産めるんだ』

 恍惚とそう主張した自分の声が脳裏で響く。

 遊馬以外の子どもなんて、孕みたくないのに。

 凌牙の意志に反して注がれる精子の群れが、どうか受精することがないよう、祈ることしか出来なかった。

 

 

 ぼろぼろに汚された凌牙は泣いていた。透明な涙をつうと零し、股の間からは白濁が伝いスカートやリボンを汚す。

《何にそんなに絶望しているんだ? 凌牙》

 全てを知っているかのようなそんな声色を以って凌牙の半身であるナンバーズは言う。

「……はじめては、遊馬がよかったのに……どうしよう、遊馬の子どもじゃないの、妊娠しちゃったら」

 めそめそと嘆く凌牙は最早女そのものだ。

 凌牙が絶望に染まれば染まるほどこの空間の闇は濃密になる。人間の心の闇こそが主食のナンバーズにとってはこの上なく居心地のいい場所が出来上がっていた。

 そう、シャーク・ドレイクはもとより凌牙を宿主としか見ていない。考えることは当然凌牙の幸せなどではなく己の利益だ。いかに美味い闇を供給させ、それを絶やすことなく食べることが出来るか。

《そんなことか》

「そんなこと、なんかじゃないっ……!」

 きっ、と憎しみに満ちた目で凌牙はシャーク・ドレイクを睨む。赤い海竜はそれを金色の眼で見つめ返した。獲物の味を見定める鮫のように。

 今からがまさしく、シャーク・ドレイクの食事の時間だ。

《安心しろ、ヒトの子どもなんてお前は孕めない》

「え……?」

 シャーク・ドレイクの低い声に、凌牙は瞬きを繰り返す。言っている意味がわからないとばかりに。ぬるり、と粘ついた闇が、あのときと同じように凌牙の身体にまとわりつく。絡みついたそれは凌牙の脚を開かせる。密集した闇は凌牙の目の前で形を持った。グロテスクな男性器のかたち。人間のものよりもずっと大きく、形もいびつだ。突然のことに驚きを隠せない凌牙が呆けている間に、それは白濁の溢れるその中にずぷりと侵入していった。

「っあぁぁぁぁ!?」

 電撃のように迸る快感に凌牙は悲鳴を上げる。女の性器は待ちわびたように異形のそれを受け入れたのだ。きゅうと締め付け、貪欲に快楽を、精液を搾り取ろうとする。先ほどの、路地裏での挿入の痛みが信じられないほどの快感が凌牙を襲った。ぴんとつま先が伸び、喉がふるえ、「あ、あぁ」と声にならない声があがる。しっかりと腹の中で闇を包み込む様を鮮明に思い描くことさえできた。

 そんな凌牙の様子を見ながら、シャーク・ドレイクは嗤っている。この空間は凌牙の闇であると同時にシャーク・ドレイクそのものでもある。つまり、凌牙の腹の中にあるこれの正体は。

《お前の身体は、俺のものだからな、凌牙》

 身体も心も支配するナンバーズが冷たく嗤う。犯されながら、快楽に白く明滅する意識の中、凌牙は真実を告げられる。

 シャーク・ドレイクのそれにぴったりとあうように、専用の器だといわんばかりに、凌牙の身体はつくりかえられていたのだ。凌牙は知らなかった。男のからだから女のからだになるときに、シャーク・ドレイクに入念に犯されていたことを。その形を受け入れるためだけに身体の内側がつくりかえられていたことを。遊馬のためだけにと凌牙が思い込んでいたものはすべて、もうシャーク・ドレイクに暴かれて、それの都合のいいようにされていたのだと。ゆっくりと、長い時間をかけて。もう戻ることなど決してできないように。

「いあっ……そ、んな……っ、イヤだ、イヤだぁ……! こんなのっ、イヤだっ」

 嘆きながらも腰はゆらゆらと動き、快楽を求める。闇は凌牙の服をはだけさせると柔らかな胸に伸び、谷間にもぐりこむとぐるりと囲んで鷲掴むように愛撫を加える。先端を擦られた乳首はつんとたちあがり、赤く色づいている。ぶるりと背筋が震える。得体の知れないものに身体中を蹂躙されて、嫌なはずなのに、気持ちがいいのだ。まるで運命で定められた相手と交わっているかのような感覚。それがまさか、こんなモンスター相手だなんて凌牙は夢にも思っていなかったけれど。

「ウソつき……っ、あっ、んぁぁぁ! っは、遊馬、ゆうま、助けて、遊馬……!」

《願っても無駄なことくらい、分かってるだろう?》

 嘲笑う声とともに、凌牙の中で性器はいっそう深く沈められ、ずんずんと奥を目指して突きを続ける。包み込む肉はやわらかくまるで母が子を抱くようだ。

「やっ……奥に当たって、あ、ああ、イく、あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」

 子宮めがけて勢いよく、吐き出された何かに凌牙は背筋を反らせて叫ぶ。凌牙の整った顔は今や涙や涎でぐしゃぐしゃになっている。肩で息をし、達した余韻と脱力感で凌牙はぷるぷると小さく身体を震わせた。まるで哀れな獲物のように。その蒼い瞳を絶望の闇に染めあげて。

 

 

 重く深い闇の中、凌牙は腹を撫でていた。ぽっこりと膨れ上がったそこに孕まれているのは濃厚な闇だ。もうまもなく凌牙の胎からそれは生まれ出でるだろう。生まれた闇は、この空間を支配する王に捧げられ食される。それが終わればまた犯され、ふたたび子を孕ませられるのだ。餐たる闇を産む、そのためだけに凌牙はここで生きている。

 光の差さないうつろな瞳を宙に彷徨わせながら、凌牙はそれでも愛する人の姿を思い描いている。

 あのとき彼があの純粋で真っ直ぐな瞳を以って語ったように、凌牙は本当に化け物になっていたのだ。

 気づいたところで今更遅い。遅すぎた。

 それでも、もう一度、彼の笑顔を見れることが出来る日が来てほしいと凌牙は祈る。この胎の中の子が、愛しい人の子どもであったらと夢見て、いとおしげに撫でながら。

 

2012.04.29

TS悪堕ちシャークさん妄想が盛り上がりすぎて、そして32さん攻めが私の中で盛り上がりすぎて、「書くなら今しかない!」と急いで書いたシロモノです。

Text by hitotonoya.2012
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